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IHクッキングヒーター

  設置工事前に電源を確認します

 屋外からの電源引き込み線で確認 家庭用 漏電ブレーカー内臓 分電盤で確認
単相3線式 200V 3本の引込み線が必要  分電盤では3本の入線があります。 L1S と L2 中性線
 3口 ビルトインタイプ 単相200V 4800W/5800W 単相 200V 30A 電線は線径 2.6mm
 2口 据え置きタイプ 単相200V 4000W 単相 200V 20A 電線は線径 2.0mm
     3口オールメタル対応機器の場合、消費電力が5800Wに設定されています。 
     主幹ブレーカーが60A未満の場合 設置時の調整で 機器の消費電力を4800Wに切り替えます。

IHクッキングヒーター設置、または 取替えまでにチェックすること

@ メインブレーカーの容量
  メインブレーカーの容量は 2口の据え置きタイプでは 40A(40アンペア)でも可能ですが,

  50A(50アンペア)又は60A(アンペア)以上をお勧めします。
電線のサイズとメインブレーカーの容量はおおむね次のようです。
電線径 ブレーカー容量
VVF 2.6  ミリメートル 30A
VVF 5.5  ミリメートル 30A
8.0 ヨリセン スケアー 40A
14.0 ヨリセン スケアー 50A
( 電線規格値と上記の容量は異なります。)
メインブレーカー容量を上げる工事については、引込み線、 積算電力計周り、配電盤のブレーカー取替え

もしくは 配電盤の取替え工事が必要となる場合があります。

これらの工事については、取り付けられるご家庭の状況で変わりますので、詳細はご相談下さい
A システムキッチン等で、御使用のガスコンロからIH機器に取り替えられる場合。

ガスコンロの下部にガスオーブンが設置されている場合は、キャビネットに取り替えないとIH機器は基本的に
 設置できません。

ガスオーブンの廃熱でIH機器が誤動作する可能性があるからです。
又、オーブンレンジが必要な場合は、ビルトインタイプの電気のオーブンレンジに取り替えることも出来ます。

最近では、スチームを使えるなど最近のオーブンレンジの機能強化により、 ガスオーブンと遜色なく使えます。
B 現在ご使用中のガス機器の寸法と設置する機器の寸法や位置関係を確認してください。

 据え置きタイプの場合は、比較的簡単ですが、

 ビルトインタイプの場合は、御使用中のガス機器の寸法、流し台トップテーブルにあけられたガス機器取り付け

 穴の寸法の確認が必要です。
また、設置する流し台によっては、取り付け後に機器周辺に開いたスペースを隠すフィラーの取り付けや、

 流し台を加工して取り付け穴の拡張など補修が必要な場合もあります。
特定のメーカーのシステムキッチンで 調理台(天板)の構造上、そのキッチンメーカーの指定するアダプターを

必要とする場合。(設置した事例C参照)

また、使用可能ではあるが少し不便という構造のものもあります。
この場合、キッチンの改造、補修、補強工事が必要となりますが (設置した事例D参照)

ケースバイケースの対応となりますのでご相談をいただきたいと思います。

システムキッチン設計時に、それほど「IHクッキングヒーター」が普及していなくて考慮されなかったのかも・・・
C マンションなど集合住宅にお住まいの場合、電源工事注意が必要です。

1つの棟の建物でたくさんの家庭が入居されている場合、設置する家庭で配電盤のブレーカー容量が 

 60Aであって、電源の容量としては問題ないと思われる場合でも 注意が必要です。
建物全体の同時使用可能電源容量が少ない場合、設置することが出来ません。

朝夕のIHクッキングヒーターやエアコン等を使う時間帯が重なる場合、建物全体での電気の使用可能量を

上回る場合があるからです。
 この場合、IHを使う時にその家庭である一定の容量を超えて電気を使うことになる場合、

 使用される一部機器の使用を制限することの出来る「パワーナビ」という機器を取り付けます。
既設配電の横にパワーナビ設置状態 パワーナビ本体  マンションでIHクッキングヒーター設置 
 
パワーナビは電気の使用量をレベル表示するとともに、使いすぎを音声でお知らせします。

 同時にパワーナビのピークカット回路に接続された電気製品(  エアコン等 )を一時的に停止します。

 また 一時停止したエアコン等は電気の使用量によって自動的に運転を復帰します。

 建物の管理者 管理組合等との打ち合わせや許可が必要になる場合があります。

取替え工事

@ 配電盤から台所のIH機器まで 200Vの専用線配線工事をします。アース工事もお忘れなく。
A それまでの調理器具がガス機器の場合、ガスの閉栓工事をします。(ガス会社さんの担当)
B 据え置きタイプの場合は ガスコンロと置き換えます。
ビルトインタイプの場合も、お使いの機器をはずして 置き換えます。
この場合、それまでの機器の使用状況で工事の内容が変わります。

据え置きタイプ設置例

 
タカラのキッチンでガステーブルと置き換え、幅 60Cmでピタリです。

 据え置き型IH機器はおおむねガステーブルと同じサイズです。
右上図は ガス置台のバックガードに電源コンセント工事をしたものです。
 
設置するIH機器の幅 60Cm 高さ18Cmでガステーブルスペースにきちんと収まります。

 (現在は、「据え置きタイプ」にも右側IHでオールメタル対応の機器が販売されております。)

据え置きタイプ設置例 その2

 
キッチンのガス置き台の高さが高いため IHテーブルが少し高くなりました。

 既設ガス置き台を変更すると調理台の高さに合わせられます。 実用上は 問題ありません。
その1と同じく ガス置台のバックガードに電源コンセント工事をしたものです。

火力や調理メニューの表示が 液晶画面になっています。グリルは両面加熱タイプです。

この機器も 単相200V ブレーカー容量20A 消費電力4Kw 電源は2ミリVVFケーブルで工事します。


以上の事例の場合、ガス置き台を取り換えて別売の据え置き用枠を利用することによって

、ビルトインタイプの機器を設置することができます。

 場合によってはこの据え置きタイプより機能がより上の機器を設置できます。

 ただし、既設の流し台の奥行き寸法などの制約を受けてできない場合もあります。

 また、流し台の扉に その色合いや材質などを合わせて置き台を設置することはできません。

ガスコンロとガスオーブンレンからIH機器、電気オーブンに取替え


IHクッキングヒーターに取り替える前、プロパンガスのビルトインガステーブルとガスオーブンをお使いでした。

工事例は、これらの機器をIHクッキングヒーターとビルトイン電気オーブンレンジに交換したものです。

コンロの左右のガスバーナーを同時に御使用のとき、着ておられた衣類の袖に引火した経験をお持ちで

 ガスオーブンの「ケーキ」作りに「こだわり」をお持ちでした。


取り換え前の ガス機器です。
下部に ガスオーブンがあります。
 
IHクッキングヒーターの安全性強い火力 掃除のしやすさ さらにこの機器の場合「オールメタル」対応です。

「オールメタル」対応のIH機器の場合、改造前にご使用の鍋などのほとんどがそのままご使用になれますが、

 熱効率は変わります。IHの操作は、天面の操作ボタンや「ロースター」右の「カンガルーポケット」で出来ます。

 ビルトインオーブンレンジは、「スチーム」機能がありますので、ケーキ作りなどに水分の調節が可能です。

 ガスが燃焼するときに発生する水分がケーキの出来上がりに関わるようですが、

このオーブンでは結果が負けないようです。使用してご満足をいただきました。

 オーブンの操作は、右「改造後」の写真のように、オーブン上部にありますので楽に操作できます。

 電気オーブンになさったのはガスオーブンをお使いの場合、オーブンの廃熱がIH機器の性能に悪影響を及ぼし、

 基本的にガスオーブン上部にIH機器は取り付けできないという理由からです。

キッチンの増改築に伴って設置した事例

パナライフグループは「家まるごと提案」出来るグループです。
キッチンの増改築に伴って、IHクッキングヒーターを設置した事例です。
改造前
改造後 IHクッキングヒーター
 
 改造前と同じL型配置のキッチンですが、3口IHクッキングヒーターに松下電工製専用フードです。

 流し台と、上部天袋をツートンカラーで設置、台所のイメージも一新です。

キッチンの増改築に伴って設置した事例 2

 
キッチンは I 型配置です。出窓の採光で明るくなっています。

 IHクッキングテーブルの右サイドは組み込み「食洗器」です。

 増改築の場合 他の設備機器を含みますので施工費は現場によります。

 この場合 総施工費約180万です。

キッチンの増改築に伴って設置した事例 3

 撤去工事に取り掛かりました。
3つ口のガスレンジです。  取り替えたIHヒーターの上部

トップテーブルにアダプターを取り付けて設置した事例 4

 取替え前のガステーブルの設置状況
 
 TOTO製システムキッチン

 トップテーブル上面と 機器のごとく上面が フラットな構造。このため、トップテーブルの開口寸法が大きい。
施工後の設置状況
アダプターの設置
オールメタル IH テーブルトップ 幅75センチ

システムキッチンのトップを切り広げてドロップインした工事例 5

 
 IHテーブルトップは幅 750ミリ 両面 オールメタルIH機器です。 

 専用のキャビネットです。

 キッチン既設のガスキャビネットは高さが゜合わなくて撤去しました。

 販売されているキャビネットは、既設のキッチンの高さにあわせて 取付け施工が出来ます。

 また、このキャビネットは据置き用設置枠と組み合わせて通常のキッチンにビルトインタイプIH機器を設置する

 ことが出来ます。
開口部を手前に20ミリ広げます。 取付け工事完了
 
 クリナップシステムキッチンで、トップテーブルにガスコンロが設置してありました。

 次の写真のようにドロップインコンロの操作部が機器の右側にあります。

 難点は、トップテーブルの手前端からガスコンロ本体の手前端までの距離が長く、かつ 開口部寸法が

 小さいためこのままではIH機器をドロップインできない。そのため20ミリテーブルをカットしたものです。
ガスコンロの設置状況 撤去前のガス配管の工事状況

増改築に伴って3口トリプルワイド機器を設置した例

 キッチンの改造によって設置しました。最近 中の島タイプのオープンキッチンでも 見かけます。
 この機器はトリプルタイプです。

 グリルがありません。


 トップテーブルは、

 シルバーとブラックの2色です。

  このIHテーブルは、パナソニックキッチン専用の商品です。

 ステンレスカウンターなど一部のカウンターには設置できない場合があります。

 2つ以上のヒーターを同時使用した場合、総消費電力量を超えないよあに

 ヒーターの火力調節を自動的に調整します。火力表示が変わらずに調整する

 場合や設定火力が下がる場合があります。

 フライパンなどで 揚げ物も可能です。

 また、構造上 ビルトインオーブンレンジには対応していません。

トップテーブルに硬いものを落としたらどうなるの こうなります。

   
  これは 修理のために取り外したトップテーブル

硬いものが落下した位置にもよりますが

部分的に荷重がかかるとこうなります。

上部の換気扇の掃除などでもお気を付けください。

数万円の修理代がかかります。

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