パナライフ

パナライフグループ Panasonic
サイトマップ
☆ 「家まるごと、ご相談承ります。」をテーマに、電気屋が結集した「プロ」集団です ☆
 トップページエコキュート > エコキュート取り付け事例集

電気給湯器

この設置事例集は、過去にパナライフグループで電気給湯器のシミュレーションを申し込まれ、個々の家庭に合わせた提案に賛同くださり、かつ 1年間の長きにわたってデータの収集にご協力いただいて、結果を公開する許諾を得てご紹介するものです。

ご紹介の中で、電力会社が提供する使用電気代のお得になるプランの詳細についてはお取引の電力会社の料金プランを参照いただくか、このページの「電気料金の話」その他の資料を参照ください。

ご覧に成る方々の、ご参考になることを願います。 
取替え事例 1
廿日市市 KIさん の場合
ご家族は5人 おばあちゃんとご主人夫婦に 青春真っ只中の兄妹お二人冬は少し雪が積もります。
入浴時間には少しばらつきがありますし、朝シャンは当然あります。
ご使用の給湯器はプロパンガス仕様   無論 調理はガスコンロでした。
取り付け工事前の電気とガス代を調べてみました。
従量電灯電気代 プロパンガス代金 年間合計
年間総費用 116,300 円 197,029 円 313,329 円
給湯調理月平均 9,692 円 16,149 円 26,110 円
年間 総額 約 313,000 円です。 次の表は 工事をはさんで2年間の光熱費データです。
工事前のデータと予想シミュレーション、実績データです。

黒のグラフが工事前1年間の光熱費 電気とガス代の実績合計
ピンクが給湯電化のみのシミュレーション 調理はガス機器
黄色が オール電化した場合ののシミュレーションです。
グリーンが 工事後1年間の光熱費で実測値です。

実測値とシミュレーションでの単月ごとにデータを比較すると
少しの増減は在りますが、あまり大きな差額ではありません。
年間を通しての傾向としても同様です。
オール電化とは、調理と給湯を電化した場合のことです。
上図の様なシミュレーションの検討
ピンクのデータのように給湯を電気温水器にしただけより、黄色のデータのように調理も電化したほうが維持費が安くつく。
と言う判断を経て、エコキュートとIHクッキングヒーターの「オール電化」設置工事をしました。

この場合の、中国電力と交わす「電力使用契約」は、電気温水器 が 「エコノミーナイト」 オール電化が 「ファミリータイムプラン 1」 の契約形態での試算です。

(下記 (注)参照)
この予想を「シミュレーション値」、結果を 「実測値」として数字で表す表にしてみます。
工事前 給湯のみ電化 オール電化 実測値
年間総費用 313,329 円 189,244 円 166,634 円 187,680 円
月平均 26,110 円 15,770 円 13,886 円 15,640 円
結果としてこの「給湯のみ電化」と言う数字が「オール電化」での実際使った経費である「実測値」と大体同じ数字になりました。
シミュレーションでは「オール電化」の方が 少し安くつくような結果でしたが、実生活とは少しずれがあったようです。

日常の生活は 一年前とまったく同じにすることは出来ませんし、また 変化をして行くものです。
突然の来客でたくさん光熱費が掛かったとか ・・・それは ご想像ください。
しかし、重要な事は 結果的に年間の給湯と調理の総費用は26110円から15640円になりました。
光熱費が工事前の経費の約6割に減少した事です。
この数字は1ヶ月平均で約1万円と少し、年間約12万円強の節約に成りました。
この年間に浮いてくる金額で投資した設備機器の費用を回収する計算をします。
それには、工事前使用中でした機器(この場合ガス機器)の残存耐用年数、寿命がきた時にその機器を取り替える費用も計算に入れます。
その上で、例えばこれから10年間の予想を立てて経過を見ていけばよいと言うことになります。

(注) 「エコノミーナイト」 オール電化が 「ファミリータイムプラン 1」 は中国電力の電気使用契約の種別です。
取替え事例 2  室増改築と平行して取り付けました。すごく特になりました。
広島市 KAさん の場合
ご家族は、ご主人夫妻 お子様二人 うち姉さんはご主人と赤ちゃんと言う 2 所帯、合計 6人家族です。
調理と給湯がプロパンガス 給湯器は25号 設置後8年ぐらい経過していました。このご家庭では、赤ちゃんがいらっしゃることなどから 湯を使う量が多いと気になさっていました。
以前から、太陽ヒーターをお使いで オール電化工事後も併用してお使いです。
先の地震によって浴室内部の損傷があり、ユニットバス取り付けも同時に工事しました。

太陽ヒーターは給湯落とし込みで残しました。
 追い炊き機能付 
25号でした
 ガス機器撤去後 
中央は太陽ヒーター給湯
フルオートタイプ 
エコキュート
経費の概要
工事前の1年間の光熱費データーをもとに、シミュレーションした結果が次の数字のとおりです。
工事前 給湯電化 オール電化 ここで言う「給湯電化」とは、調理機器にプロパンガス 給湯を電気温水器  契約種別は、「エコノミーナイト」です。
( 時間帯別電灯契約です。) 
電気 253,492 円 213,301 円 227,833 円
ガス 262,182 円 68,237 円 0
合計 497,674 円 281,538 円 227833 円
平均 41,437 円 23,262 円 18,986 円
比率 100% 57% 48%
差額 216,136 円 269,84 円
事例提案したエコキュートの容量は、家族人数からフルオートタイプ460リットルの大きさです。
調理機器は、 IHクッキングヒーター 3口タイプです。
使用する季節と時間帯で電気の料金の単価が変わる 契約内容で、ここでは「ファミリータイムプラン1」を使いました。(中国電力)
(ファミリータイムプランには 使用量によって契約 1 と 契約 2 があります。)

では、このプランで1日の内で電気を使う時刻で単価が異なります。るで、その単価が違う時間帯の比率をどのように配分してシミュレーションしたかと言う内容を次の表で示します。
 年平均の 

 時間帯別

 想定使用率
デイタイム率 22.65% 家庭によってこの比率構成だけでは御座いませんがシミュレーションはこの比率で計算したと言うことです。
ファミーリータイム率 48.14%
ナイトタイム率 29.21%
上記の比率については、電気の使い方、節約の仕方に大きく影響する部分があります。簡単な検討はまた、別の場所で取り上げます。ここでは 「こうであった」としてください。

(詳しい 使用電力の契約種別、料金体系等はこのページの「電気料金の話」や各電力会社でお確かめください。)
まず、シミュレーションの結果を示します。
設置前の 電灯 プロパンガス の合計が 黄色の光熱費合計のラインです。電灯とプロパンガスの使用料金を合計したもので、工事前の一年間の実績です。
この環境で「オール電化」ファミリータイムプラン 1 でシミュレーション計算したのが「水色」のラインです。
結果として 年間の経費がこのようになるでしょう。
と言う表示です。
実績と比較する シミュレーションの確度について・・・ かなり確度が高いですよ
今、このページをご覧の方で、「シミュレーション」って実際に近い値で結果が出るの?とお思いかも・・

下のチャートは、シミュレーションの値を「赤」実際に支払った経費を「緑」で表示したものです。
「経費の概要」で述べました値が、実際の経費はシミュレーションを下回り年間総額 226,500円 
月平均 18,857円 と言う結果でした。
これは、この家庭での光熱費が半分以下になったことを意味します。
取替え事例 3  現在IHを使っていますが、給湯を電化しました。
ご家族は 4人 ご夫婦と高校生2人の家庭で 設置前 IH調理機器をご使用中でした。
シミュレーションの結果 給湯も電化してコストの削減をされました。
ここからのご紹介では前述のように実測値は表示しませんが、前例のように、私共が経験した結果では「シミュレーション値」は実測値に近い数値が出ていますので推測で判断をしてください。

給湯専用タイプのエコキュートでタンク容量は370リットルで、 設置工事は 2006年です。

写真は、点検のために下部カバーをはずしています。
工事前は、電力会社と「従量電灯」契約で電気をお使いでした。
この時、給湯は石油ボイラーですが、この灯油と電気代の合計金額が右図 黄色のラインです。
給湯機器を電気温水器に交換した「水色」のラインは、現状の電気代とほぼ同じ維持費となる予測となりました。
赤のラインが「エコキュート」で「オール電化」の予想です。
このチャートでは、年間の経費を計算しずらいのですが、UNOさんによると現在 14,000円/月 程度維持費が減ったそうです。
現在冬の暖房には一部 灯油をお使いです

取替え事例 4 貯湯タンクと熱交換器の取り付け場所が異なります。
エコキューとは、電気で動く熱交換器で大気中の熱を集め貯湯タンクの水を「炊き上げ配管」をとおして沸かします。
一般に これらの機器は横並び等で隣接設置されますがそれが設置条件ではありません。
このように タンクを室内に、熱交換器を室外に設置することも出来ます。
また、高低差をつけて設置も可能です。
屋外に出た熱交換器
感じとしてエアコンの
室外機みたい
設置条件については、
現場での検討が必要です。
詳細はお問い合わせください。
電灯とプロパンに灯油の変化が合計された現状から赤のラインが 「オール電化」のシミュレーションです。
取替え事例 5 長年お世話になった給湯器が故障しました。2階への給湯は・・・
新しい団地での新築時には、電気温水器をお使いでした。
電気温水器の給湯圧力が低く、2階洗面所などでのご不満からその後、ガス給湯器を水道直圧で御使用でした。
この度、ガス給湯器の故障から「エコキュート」への取替えになりました。
「エコキュート」は、水道直圧ではありませんが、温水器時代に比べて機器の改良がなされ、給湯圧力が上がったのと、設定で炊き上げ温度を高く設定して水道と混合使用するとシャワー使用時の給湯圧や湯量にもご不満はないようです。
3階などへの給湯は加圧ポンプが必要ですが、その際はご遠慮なくご相談ください。



24号 ガス給湯器
故障しました


 給湯専用 370リットル
取替え事例 6 貯湯ユニットを屋内に設置 熱交換器を屋外に設置事例
取替え事例 4 と同じように貯湯タンクを室内に、熱交換器を屋外に設置。

どちらの機器も屋外設置が出来る仕様ですが既設給湯 給水配管の状況、屋内外スペースの状況等から、設置場所に合わせた工事が出来ます。
取替え事例 7 宅内バリアフリー改造工事に伴っての設置事例
浴室 洗面所 台所の配置の変更とバリアフリー化の改造とともに フルオートタイプの設置工事事例です。
 
ガスボンベの奥にエアコン
室外機が在ります。
隣家との距離 950ミリ 設置工事状況
 工事前の写真で

 エアコンの室外機が

 ガスボンベの奥にあります

 この為

 エアコン室外機を上部

 ヒートポンプユニットを

 その下部に2段に設置
設置スペースと裏出口の確保 確保約700ミリ既設宅内に入る
取替え事例 8   太陽ヒーター撤去、オール電化工事
家族5人 太陽熱ヒーターを併用した石油給湯器から フルオート給湯器 IH ヒーターのオール電化工事です。
既設機器の撤去前 設置工事中 配管工事
貯等式太陽熱温水器と灯油ボイラー併用の設備を
エコキュートに取替え工事したものです。

床下換気口の位置から、ヒーポンユニットの基礎つくり
旧温水器の基礎改修を含めて設置工事をしたものです。
給湯器の電源は邸内から床下を配管して接続
給水 給湯配管は最近使用されるようになった部材です
寒冷地においては保温工事に注意が必要です。
工事完了
シミュレーション結果の検討を踏まえて、経費削減の結果が楽しみのようです。
取替え事例 8 太陽ヒーター撤去、オール電化工事
家族5人 太陽熱ヒーターを併用した石油給湯器から フルオート給湯器 IH ヒーターのオール電化工事です。
既設機器の撤去前 設置工事中 配管工事
 貯等式太陽熱温水器と灯油ボイラー併用の設備を

 エコキュートに取替え工事したものです。

 床下換気口の位置から、ヒーポンユニットの基礎つくり

 旧温水器の基礎改修を含めて設置工事をしたものです。

 給湯器の電源は邸内から床下を配管して接続

 給水 給湯配管は最近使用されるようになった部材です

 寒冷地においては保温工事に注意が必要です。
工事完了
シミュレーション結果の検討を踏まえて、経費削減の結果が楽しみのようです。
取替え事例 9 設置スペースに制限がある場合の工事例
設置場所に制限がある場所で、フルオートタイプの「エコキュート」を設置した事例です。
既設のガス給湯器は、エコキュートに比べて非常にコンパクトに製作されている 先止め式の瞬間湯沸し器です。

エコキュートは、貯湯タンクで奥行きが 440ミリメートルです。メンテナンスのためのスペースが必要ですが、エアコンの室外機の設置スペースがあれば設置可能です。
薄型エコキュート
貯湯タンクの大きさ

 高さ   1843ミリ
 奥行き 440ミリ
 幅    1078ミリ
工事前
手前がガス給湯機
エアコンの手前は
エコキュートの
基礎です
設置後
反対のエアコン室外機
側から
ガス給湯器の場所に
熱交換ユニットを設置

気のついたこと

最近の機器では、浴槽のお湯はり可能高さが本体下部より7m ( 3階ぐらいまで ) 可能な機器も在ります。
設置スペースは、メーカー 機種によって異なりますが、保守点検スペースも必要です。
最近販売店で提供しているカタログには、設置スペースなどのデータを図面で紹介しているものがあります。
そういった資料をご利用ください。

本体重量460リットルタイプの機器ですと満水時530Kgから540Kgになります。
メーカーではコンクリート基礎の圧縮強度を177K g f/cm2以上としています。
タンクの中の湯や水は、非常時に排水して使えますが、事故の時 一度に流れ出すことがあるかもしれません。
2階などに設置する場合検討が必要です。
電気温水器からエコキュートに取替えの際、電力契約にご注意ください。「深夜電力契約」ではいけません。
電源は通常 200V 20Aで 2.0ミリのVVFケーブル 3.5ミリのキャプタイヤケーブル を使いますが、床暖房併用タイプなどではもっと太くなります。

最近では、配管材料の改良と変化によって工事の方法が変化してきています。
費用的には大きな変化はありません。
熱交換器は、深夜 エアコンの室外機と同じような運転をします。日中あまり気にならなくても
寝室の近くや 近所の迷惑になる場所は避けましょう。
ご紹介しました事例は、結果として機器の導入の効果がわかりやすかった事例です。
皆様のご家庭でそれぞれのケースに合わせたご検討をしてください。
私共パナライフグループにお気軽にご相談ください。心を込めてお手伝いいたします。
Copyright (c) 2000-2023 パナライフ. All rights reserved